警備ドローン、接客ロボ…万博支援EXPO始まる

    2025年大阪・関西万博に向け、関係企業の情報交換や商談を目的としたイベント「第1回大阪・関西万博開催支援EXPO」が15日、インテックス大阪(大阪市住之江区)で始まった。警備用ドローンや接客用ロボット、仮想現実(VR)を活用したコンテンツなど、各企業が自社の製品やサービスを展示し、来場者らが興味深そうに足を止めていた。16日まで。

    「バーチャル万博」と親和性が高いLEDディスプレーが敷き詰められたステージ=15日、大阪市住之江区のインテックス大阪(鳥越瑞絵撮影)
    「バーチャル万博」と親和性が高いLEDディスプレーが敷き詰められたステージ=15日、大阪市住之江区のインテックス大阪(鳥越瑞絵撮影)

    イベントは「第1回空気のみらいEXPO」などと同時開催され、計128社が出展した。国産の有線式ドローンは半径90メートルの範囲しか飛べない代わりにケーブルから給電でき、連続12時間以上の飛行を実現。床や壁に高精細な発光ダイオード(LED)ディスプレーが敷き詰められたステージは、現実と仮想世界を融合した映像の撮影ができ、実際の会場をオンライン空間に再現する「バーチャル万博」と親和性が高い。外装を3Dプリンターで製作したソムリエロボットなども展示された。

    外装を3Dプリンターで製作したソムリエロボット=15日、大阪市住之江区のインテックス大阪(鳥越瑞絵撮影)
    外装を3Dプリンターで製作したソムリエロボット=15日、大阪市住之江区のインテックス大阪(鳥越瑞絵撮影)

    また、日本国際博覧会協会の露口正夫氏が大阪万博の準備状況について講演。150カ国・25国際機関からの誘致目標に対し、現時点で出展表明が87カ国・6機関にとどまっている現状などについて語った。

    イベントの実行委員会の担当者は「多くの関係企業が集まることで、万博に向けた機運醸成につなげたい」と話した。


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