東証大幅反落、437円安 米金融政策や対ロ制裁警戒

    6日の東京株式市場の日経平均株価は大幅反落した。終値は前日比437円68銭安の2万7350円30銭で、約2週間ぶりの安値。米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ加速への懸念や、ウクライナ情勢悪化に伴うロシアへの経済制裁強化が企業活動に与える悪影響への警戒感が強まった。リスク回避の姿勢が目立ち、売り注文が膨らんだ。

    東京外国為替市場の円相場(上)と、下げ幅が一時500円を超えた東京株式市場の日経平均株価を示すモニター=6日午前、東京・東新橋
    東京外国為替市場の円相場(上)と、下げ幅が一時500円を超えた東京株式市場の日経平均株価を示すモニター=6日午前、東京・東新橋

    東京外国為替市場の円相場は円安が進み、約1週間ぶりとなる1ドル=124円近辺を付ける場面があった。東証株価指数(TOPIX)は26・21ポイント安の1922・91。出来高は約11億7000万株。


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