コロナ禍で有利な資格のカギは“テレワーク”…「FP」「MOS」、そして運転免許

    新型コロナウイルス禍で働き方が多様化する中、取得しておくと有利な資格として、自動車の運転免許や「MOS」(マイクロソフトオフィススペシャリスト)、「FP」(ファイナンシャルプランナー)などが注目を集めていることが、暮らしに役立つ情報メディア「電気資格研究所JABO」を運営するレビュー(名古屋市)の調査で分かった。

    働き方が多様化する中、取得しておくと有利な資格として、自動車の運転免許や「MOS」「FP」などが注目を集めている(Getty Images)※画像はイメージです
    働き方が多様化する中、取得しておくと有利な資格として、自動車の運転免許や「MOS」「FP」などが注目を集めている(Getty Images)※画像はイメージです

    在宅ワークで強み発揮

    調査は今年3月、全国の10歳以上の男女150人を対象に実施。「コロナ禍で持っていたら有利だと思う資格」について尋ねたところ、1位は自動車の運転免許で、全体の24.0%を占めた。「公共交通機関は感染のリスクが高いため、できることなら自家用車での移動を心掛けたほうがリスクは低く抑えられる」(30代女性)などの理由で挙げる人が多かった。

    続く2位はMOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)。「パソコンがあればどこでも作業ができる仕事につける。在宅ワークで強みになるので、パソコンの資格は持っておいた方が良い」(30代女性)など、在宅勤務が増えたことでマイクロソフトオフィスの基本操作は必須という意見が多く集まった。

    3位はFP(ファイナンシャルプランナー)で、「コロナ禍でお金の相談は今後も増えると思う」(30代女性)、「今後の人生を生きていくうえで必須の知識だと思う」(30代女性)といった声が寄せられた。

    4位は「英検・TOEIC」で、「オンラインでもできる翻訳などの仕事を受注でき、自宅でできる仕事の幅が広がると思う」(50代女性)、「英語のスキルがあると在宅ワークなどで英語の翻訳とかできるので副業として仕事に不自由しなさそう」(40代男性)と考える人が少なくないようだった。

    5位は簿記。「事務などの職業にも使えるし、何かと持っていたら便利」(20代女性)、「事務系の業務であれば、テレワークになっても影響が少なく業務に取り組むことができる」(30代男性)と考える人も。特に2級以上の資格を持っているとかなり有利との意見が見受けられた。人と接触しない移動手段や働き方を求めている人が多いようだ。


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