ホワイトハウスは22日、バイデン米大統領が、オーストラリア総選挙で勝利した労働党党首のアルバニージー氏と電話会談したと発表した。同氏に祝意を示した上で、24日に東京で行われる日米豪印4カ国の協力枠組み「クアッド」首脳会合への参加決断などへの「深い感謝」を伝えたという。
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バイデン氏は会談で、米豪同盟への「鉄壁」のコミットメントを再確認。アルバニージー氏が次期首相として率いる新政府と、同盟の強化に向けて協力していくとした。
また、東京でのクアッド会合が「意見を交換する非常に貴重な機会」になるとして、総選挙後、ただちに参加を決めたアルバニージー氏に謝意を伝えた。
21日に投票が行われた豪総選挙は、アルバニージー氏が率いる最大野党、労働党がモリソン首相の与党、保守連合を破り勝利。2013年以来、約9年ぶりの政権交代となった。(塩原永久)