JR東日本は、東北、上越両新幹線の開業から今年で40年になることを記念し、開業当時の「200系」の緑のカラーリングを再現した車両の運行を両新幹線の一部の便で始めた。
東北新幹線の大宮―盛岡間は今月23日に、上越新幹線の大宮―新潟間は11月15日にそれぞれ開業40周年を迎える。200系は昭和57年の開業時から平成25年まで運行されていた。JR東日本大宮支社の担当者は「200系が運行されていた時代に思いをはせてもらえれば」と話している。
白地のE2系新幹線に鮮やかな緑のラインを塗装し、往年の雰囲気を演出した。発着時、停車駅がある地域の民謡などを車内で流す「ふるさとチャイム」も再現した。
200系のカラーリングの車両の運行情報は、JR東日本のホームページで運行前日の夜に公表している。(星直人)