尼崎市長、夏のボーナス195万円全額カット USB紛失問題で

    兵庫県尼崎市は29日、全市民約46万人の個人情報が入ったUSBメモリーが一時紛失した問題を受け、稲村和美市長の夏のボーナスに当たる6月の期末手当約195万円を全額カットすると発表した。

    市によると、手当は30日に支給予定だったが、稲村市長が「市民に対する行政への信頼を大きく失墜させたことに対する反省と再発防止に向けた強い決意、姿勢を目に見える形で示すため」として専決処分した。7月の市議会で条例改正を報告し、承認を得る方針。

    USBメモリーは、市から新型コロナウイルス対策の臨時特別給付金支給業務を委託された情報サービス会社「BIPROGY(ビプロジー)」の協力会社の委託先社員が飲酒後に紛失。市はビ社が無許可で業務を再委託したのは契約違反に当たるとして、損害賠償請求を検討している。


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