トヨタ「ハリアー」小型化で復活 「早く出してくれ!」販売店から要望も

 

 伝統的な水平基調

 トヨタ自動車は13日、高級セダンとスポーツ用多目的車(SUV)を組み合わせたクロスオーバー車「ハリアー」を来月2日に発売すると発表した。

 3代目となる今回は、排気量の低いエンジンを採用するなど小型化を図る一方、後部の膝前空間を約47ミリ広げた。外観は、ハリアーの伝統的な水平基調を維持した。

 新型ハリアーは、ガソリン車で排気量を2400ccから2000ccに、ハイブリッド車(HV)で、3300ccから2500ccに下げた。

 燃費性能が向上し、HVのガソリン1リットル当たりの燃費性能は、21.8キロとなった。ガソリン車は16.0キロ。

 事実上の復活

 ハリアーは、これまで海外においては、高級車ブランド「レクサス」の「RX」として販売。

 2代目まではエンブレムを変えるのみの違いだったが、現行モデルから個別の開発となった。ハリアーは、国内専用車としてまったく新しいデザインとなった。

 2代目の生産を昨年夏に終了してから、「ハリアー」は約1年半の空白期間があり、事実上の復活となる。

 トヨタの国内販売店からは、「早くハリアーを出してくれ」との要望もあったが、新機能などの追加もあり、発売時期が遅れた。

 カラーは全7色

 価格はガソリン車が272万~378万9000円。HVが361万~447万円。計月2500台の販売を目指す。カラーは全7色で、うち5色がダーク色。

 同日会見した有元真人チーフエンジニアは「270万円台からと、少し背伸びすれば買える価格の高級車。車離れが進むといわれる若者に乗ってほしい」と話した。

 10月中旬からの約1カ月間で、すでに1万台超の受注が入り、うち20~30代の割合が3割を占めるという。