JR北海道、快速エアポートに733系車両導入へ 「赤い車両」は姿消す

 

 JR北海道は14日、小樽・札幌と新千歳空港を結ぶ快速エアポートについて、733系リニューアル車両を7月から順次導入すると発表した。

 新型車両は普通席を通勤列車のようなロングシートにし、朝夕の混雑軽減につなげるという。これに伴って「赤い車両」で知られる711系は今年度末までに全車両、姿を消すことになった。

 同社によると、現在運行している721系に比べて定員が1割増となり、6両編成で762人に拡充する。これまでと同様に指定席「uシート車」も導入する。

 JR北海道の島田修社長は「快速エアポートは大きな荷物を置きにくいとか、通路が狭いなどの意見があった」と導入理由を説明した。

 733系新型車両は快速エアポートのほかに、札幌圏を中心とした快速列車や普通列車にも使用することから通勤時間帯の混雑緩和にもなる。

 これに伴い、老朽化した711系(42両)は今年度末までに全車営業運転を終了する方針。711系は「赤い車両」として鉄道ファンには人気の車両だという。

 711系の営業運転終了に関して、島田社長は「個人的には私が入社したときに入った車両で親しみがあり、頑張ってくれた車両」と、自身の思い入れを語った。