ダイハツ工業・三井社長インタビュー 「市場活気づける起爆剤に」

 
インタビューに応じるダイハツ工業の三井正則社長=9日、東京都中央区

 ダイハツ工業の三井正則社長は9日、フジサンケイビジネスアイのインタビューに応じた。一問一答は次の通り。

 --国内の軽市場が低調だ

 「4月に実施された軽自動車税増税の影響が思っていたよりも大きかった。新型軽自動車『キャスト』は開発期間を10カ月と従来の半分以下にして顧客の要望を反映した。キャストが店頭に足を運ぶ動機になり、市場全体を活気づける起爆剤になると期待している」

 --中国の景気減速の影響は

 「ダイハツの主要市場のインドネシアは、資源の輸出先が中国なので大きな影響がでている。この経済状況でも買いたいと思う安くて性能の高い車を提供する努力を続けるしかない」

 --インドネシアとマレーシアに続く海外進出は

 「単独で進出するわけではなく、トヨタ自動車グループの小型車を担当するダイハツとして考える。安くて一定の品質が維持し、工場の生産性が高いダイハツらしさを発揮できる国を検討し、トヨタのグローバル戦略も含めて調整を続けている」

 --小型乗用車向けエンジンの開発状況は

 「いろいろな研究開発をしているが、搭載車両などはまだ検討中だ。ダイハツらしい技術になった段階で発表する」