出光興産15年9月中間、業績予想下方修正 最終赤字70億円へ
出光興産は20日、2015年9月中間期の連結業績予想を下方修正し、最終損益が70億円の赤字(前年同期は187億円の黒字)に転落する見通しだ、と発表した。従来予想は180億円の黒字だった。原油価格の下落に伴い、在庫評価損を380億円計上するため。
売上高は1兆8660億円(従来予想は2兆800億円)、本業のもうけを示す営業損益についても100億円の赤字(同240億円の黒字)に、それぞれ下方修正した。16年3月期の業績予想については「現在精査中」としている。
中国経済の減速に伴う需要の減少や、石油輸出国機構(OPEC)の生産量維持などを背景に原油価格は下落傾向にある。
出光はアジアで指標となるドバイ原油の価格を4~9月期は1バレル=60ドルと想定していたが、55.5ドルに下方修正。備蓄原油などの資産価値が目減りすることから、在庫評価損の計上を余儀なくされる。
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