VW、不正ソフト拡大認める 米国内の対象台数57万台に
【ワシントン=小雲規生】独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の排ガス規制逃れ問題で、米環境保護局(EPA)は20日、VWがこれまで否定してきた排気量3000ccのディーゼルエンジンでの不正ソフトの搭載を認めたと発表した。米メディアによると約8万5千台が対象で、9月に明らかになった2000cc車の分と合わせた合計は約56万7千台となる。
VW側が19日、EPAとカリフォルニア州大気資源委員会(CARB)に対して、2009~16年型の3000cc車への不正ソフトの搭載を認めた。EPAは2日、VWと傘下のアウディ、ポルシェの14~16年型モデルの少なくとも1万台で、新たに不正ソフトの搭載が見つかったと発表していたが、VWは否定していた。
EPAによると、これらの車は排ガスの試験中だと判断される場合のみ排ガス内の窒素酸化物(NOx)を削減する仕組みが稼働する。また排ガスを浄化する外部装置をEPAに申告せずに搭載し違法とみなされるケースもあったという。
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