旭硝子 ブラジルに180億円投じ新工場

 

 旭硝子は11日、ブラジル南東部に約180億円を投じて新工場を建設すると発表した。建設地は未定だが、2018年末までの完成を目指す。ブラジルでのガラス生産能力は現在の年間22万トンから2.4倍の53万トンとなる。建築や自動車向けの製品を手掛ける。ブラジル経済は低迷が続いているが、人口が多く中長期的には経済成長が見込めるとして、現地生産の強化に踏み切る。旭硝子はサンパウロ州に既に工場があり、13年に稼働を始めている。