3.6~12 国内

ニュースレビュー

 ■富士重工業が新車台を開発

 富士重工業は7日、車の骨格となる「車台」を新たに開発したと発表した。強度を高め、重心も低くすることで、走行性や安全性を高める。2016年後半から世界で順次発売する主力車「インプレッサ」を皮切りに、全モデルに採用。開発の効率化やコスト削減につなげる。

 ■TPP法案閣議決定、5月にも成立

 政府は8日、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の承認案と、関連11法の改正事項を一括した「TPPの締結に伴う関係法律の整備に関する法律案」を閣議決定し、衆院に提出した。5月中の協定承認と法案成立を目指す。関連法の改正案は著作権保護期間の延長など。

 ■セブン&アイ、20店舗閉店へ

 セブン&アイ・ホールディングスは8日、傘下のスーパー、イトーヨーカ堂の店舗約20店を2017年2月までに閉店すると発表した。百貨店では、そごう柏店(千葉県柏市)と西武旭川店(北海道旭川市)を、いずれも16年9月末で閉める。不振店舗のリストラで経営改革を急ぐ。

 ■昨年10~12月期GDP、上方修正

 内閣府が8日発表した2015年10~12月期の国内総生産(GDP)改定値は、物価変動を除く実質で前期比0.3%減、年率換算で1.1%減だった。2月に公表した速報値の年率1.4%減から上方修正となったが、個人消費や輸出が振るわず、マイナス成長が確認された。

 ■高浜原発3、4号機の運転差し止め

 関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の運転禁止を隣接する滋賀県の住民が申し立てた仮処分で、大津地裁(山本善彦裁判長)は9日、「過酷事故対策や緊急時の対応方法に危惧すべき点がある」として運転を差し止める決定をした。3号機は10日に停止した。

 ■東芝医療機器部門、キヤノン買収へ

 経営再建中の東芝は9日、医療機器子会社の東芝メディカルシステムズ(栃木県大田原市)の売却に向け、キヤノンに独占交渉権を与えると発表した。キヤノンは7000億円規模の買収額を提示したとみられる。売却益で東芝は不正会計問題で悪化した財務基盤の回復を急ぐ。

 ■ホンダが750キロ走行の燃料電池車

 ホンダは10日、水素で走る燃料電池車「クラリティ フューエルセル」を発売した。5人乗りで、1回の水素補充による走行距離は約750キロを達成。当初は自治体や企業向けにリース販売し、基準価格は766万円で、受注を始めた。2017年中にも一般向けに発売する。

 ■東日本大震災5年、各地で追悼式

 関連死を含め2万1000人を超える犠牲者を出した東日本大震災は11日、発生から5年を迎えた。被災各地では夜明けから人々が思い思いの場所で亡き人に手を合わせた。地震発生時刻の午後2時46分には被災地各地を含む全国で黙祷(もくとう)し、犠牲者への祈りをささげた。