北陸新幹線でも常時カメラ録画 東京五輪の時点で80%対応へ
開業1周年を迎えた北陸新幹線=JR富山駅
JR東日本と西日本は14日、北陸新幹線の列車で15日から、防犯カメラによる客室内の常時録画を始めると発表した。新幹線のセキュリティー強化が目的。まずは1編成で、他の車両も順次、実施する。
15日に始めるのは、JR西が所有するW7系車両。客室の前後のドア上付近から撮影し、カメラ脇には「防犯カメラ作動中」と記したステッカーを掲示する。JR東のE7系は23日から実施。W7系、E7系ともに4月末までに全編成が常時録画を始める。
もともと客室内にカメラはあり、これまでは非常ボタンが押された後に録画していたが、常時録画するシステムに改修した。北陸新幹線のE2系は客室内にカメラはなく、導入しない。
両社は録画した映像について「閲覧できる社員を限定するなど、関係法令や社内規定にのっとり厳正に扱う」と説明している。昨年6月の東海道新幹線放火事件を受け、実施を決めた。
JR東によると、東北新幹線と北海道新幹線(26日開業)のE5系、秋田新幹線のE6系は4月中旬~5月に常時録画を順次開始。東北、山形新幹線で使われているE2系、E3系の一部車両の客室内には、3年程度かけて新たに防犯カメラを設置する。上越新幹線は今後、一部を除き新車に置き換える際に導入する。
JR東は平成32(2020)年東京五輪・パラリンピックの時点で、新幹線車両全体の8割程度での実施を見込んでいる。
北海道新幹線を走るJR北海道のH5系は、5月から常時録画を始める予定。 東海道・山陽新幹線でも、今年2月から1編成で客室内の常時録画が始まっている。
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