ソフトバンクとKDDIが6月から「2年縛り」是正プラン提供
ソフトバンクは16日、携帯電話購入時の2年契約が自動的に更新され、更新月以外に解約すれば約1万円の違約金を取られる、いわゆる「2年縛り」を是正した料金プランを6月1日から提供すると発表した。KDDIも同様のプランを同時期から提供することが判明。NTTドコモも今夏からの導入を検討中で、今夏には携帯電話大手3社で、利用者から不満の強い2年縛りのないプランが出そろうことになる。
ソフトバンクとKDDIの新プランは、契約から3年目となる25カ月目以降は、いつ解約しても9500円の違約金がかからない。5分以内の定額通話プランは月額2000円、時間制限のない定額通話プランは月額3000円で、従来の2年縛りの発生するプランと比べてそれぞれ300円の値上げとなる。両社とも、2年縛りを前提に割引サービスが受けられる従来プランの提供は続ける。
また、ソフトバンクは3月末で2年契約が満了する利用者から、2年契約後の契約更新期間を2カ月間に延長することを発表した。これまでは3月末で2年契約が終了した場合、4月末までが契約更新月だったが、5月末までになる。
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