日立の米グループ会社、鉄道車両工場をマイアミに開設
マイアミの日立製作所の鉄道車両工場で、車両の実物大模型の前に立つ日立の正井健太郎・交通システム社社長(右から2人目)ら=16日(共同)
日立製作所の米グループ会社は16日、米南部フロリダ州マイアミに鉄道車両工場を開設した。繁華街や空港などを結ぶマイアミ・デイド郡の高架鉄道の車両の組み立てを今月開始し、10月から順次出荷する。来年後半から営業運転で使われる。
この案件は、昨年買収したフィンメカニカ(イタリア)の鉄道車両事業(現日立レールイタリア)が受注。日立の正井健太郎・交通システム社社長は「米国では都市鉄道の需要が比較的堅調で、今後も案件を探していきたい」と意気込んだ。
工場の投資額は約150万ドル(約1億7000万円)。2019年前半までに計136両を造り、老朽化している現行車両が全て置き換わる。
マイアミ・デイド郡のヒメネス郡長は共同通信の取材に「新型車両のデザインと技術に大変満足している。日本を含めた世界からの旅行者が快適に乗れるだろう」と話した。(マイアミ 共同)
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