全日空、システム障害影響1万人超 欠航・遅れ、国内各空港混乱
22日午前8時20分ごろ、全日空が就航している国内50空港全てで搭乗手続きシステムに不具合が発生した。全日空によると、午後0時半時点で国内線87便が欠航、各地で出発便に遅れが相次ぎ、影響人員は約1万300人に上った。システムは約3時間後の午前11時半ごろ復旧したものの、各空港では混雑が続き、さらに影響が広がる見通しだ。
同社と搭乗手続きシステムを共有しているスターフライヤー、AIRDO(エア・ドゥ)、ソラシドエア、アイベックスエアラインズの4社でも同様の不具合が発生した。
全日空では2月にも、国内48空港の搭乗手続きシステムに不具合が起き、一部の出発便に最大40分程度の遅れが出た。26分後に復旧したが原因は不明で、同社は今回のトラブルとの関連も調べている。
全日空によると、カウンターや自動チェックイン機での手続き、搭乗ゲートでの乗客確認ができず、インターネットからの空席照会や予約もできなくなった。国際線の搭乗や運航に影響は出ていない。
全日空のホームページ(HP)によると、トラブルで札幌や羽田、大阪(伊丹)、福岡などの出発便に欠航が発生。那覇など多くの空港で遅れが出た。同社は「HPで運航状況を確認してほしい」とし、HPに「ご心配、ご迷惑をお掛けする全てのお客様、関係者の皆様に深くおわび申し上げる」と謝罪のコメントを掲載した。石井啓一国土交通相は22日の記者会見で「利用者への対応をしっかり行うよう指導している」と述べた。
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