底上げで「かつてない成果」 連合が回答第3次集計
2016春闘連合は1日、2016年春闘の回答第3次集計を発表した。賃金水準を一律に引き上げるベースアップ(ベア)と定期昇給を含めた平均賃上げ率が2.09%となった。3月18日時点の第1次集計の2.08%、同24日時点の第2次集計の2.10%とほぼ同水準だった。
春闘では例年、3月中旬に業界を代表するような大手製造業が先行して回答。その後、中堅や中小企業の回答が集まるため、時間を追って賃上げ率が急激に下がっていくのが実情。昨年は1次集計で2.43%だった賃上げ率が、3次集計では2.33%と0.1ポイント低下した。
今年は、春闘相場を牽引(けんいん)する大手製造業よりも、流通や運輸などの内需関連サービス業での賃上げ率が高く、同日会見した神津里季生会長は「底上げができており、かつてない成果が得られている」と評価した。
また、今回初めて、非正規労働者の賃上げ状況も集計され、平均月給ベースで賃上げ額は4454円、賃上げ率は2.22%となり、正規労働者の賃上げ率を上回った。
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