ユニクロ不振で営業益一転27%減へ

 

 カジュアル衣料のユニクロを展開するファーストリテイリングは7日、2016年8月期の連結営業利益見通し(国際会計基準)を、1月予想の1800億円から1200億円に下方修正した。前期比9.4%の増益を見込んでいたが、国内外のユニクロ事業が不振のため、一転して27.0%の減益となる。

 為替が円高に触れたこともあり、1100億円を予想していた最終利益も、前期比45.5%減の600億円と半減する。同日発表した16年2月中間連結決算は、営業利益が前年同期比33.8%減の993億円だった。