飲食・交通…訪日観光客に最新情報 「ぐるなび」など20社連携

 
首都圏の私鉄会社や航空会社が垣根を越えて政府の観光戦略をバックアップする「ライブ・ジャパン」=13日、東京都千代田区(伊藤俊祐撮影)

 ぐるなびや東京急行電鉄、東京地下鉄など計20社は13日、観光や飲食、交通情報などを、スマートフォンで一元的に取得できる訪日外国人旅行者向けの新サービスを始めたと発表した。2020年東京五輪に合わせて政府が掲げた訪日外国人年間4千万人の目標達成に向け、“呉越同舟”で観光戦略を後押しする。

 新サービス「ライブ・ジャパン・パーフェクト・ガイド・トーキョー」は、3社のほか、小田急電鉄や京王電鉄、全日本空輸、日本航空などと東京都が参画。旅行者に必要な情報を最大8言語で提供する。

 飲食店などの施設ガイドサービスでは、空席・空室、入荷・販売といった最新情報をリアルタイムで提供する。また、ATM(現金自動預払機)や観光案内所などをまとめた便利マップや、東京の楽しみ方や日本の文化などを伝える情報コンテンツも充実させた。