オムロン、血圧測定で新技術 手首装着で1拍ごと精密に

 

 オムロンヘルスケア(京都府向日市)は18日、手首に機器を装着するだけで心臓の1拍ごとの血圧を測定する技術を開発したと発表した。これまでは大型機器を使う必要があったが、オムロンは独自のセンサー技術を開発、1拍ごとの血圧測定を簡素化した。2017年以降にモニターを募集して臨床研究を行う。

 脳・心血管疾患の発症リスクを未然に防ぐには、1日に約10万回拍動する心臓の1拍ごとの血圧変動を捉える必要があり、これまでは大型機器を使わなければならなかった。今回、オムロンは独自の半導体や微細加工、集積回路技術を活用し、小型の圧力センサーを開発。これに独自の測定ノウハウを融合させることで、1拍ごとの血圧を正確に測定できるようにした。

 機器の大きさは、幅35ミリ、長さ100ミリ、高さ40ミリ、重が200グラム。測定可能時間は10時間。今後、オムロンは機器を小型化し、測定時間も延ばしていく。