日揮、露極東の温室栽培本格稼働 現地で医療分野進出も
温室野菜の栽培施設の開所式に出席した日露関係者=25日、ロシア・ハバロフスク(共同)
ロシア極東ハバロフスクでプラント大手の日揮などが運営する温室野菜の栽培施設が本格的に稼働し、25日に現地で開所式が行われた。日揮グループの重久吉弘代表は、栽培規模を今後拡大する意向を表明し、現地での医療分野への進出についても検討を進めていることを明らかにした。
完成した温室は2.5ヘクタールの広さがあり、土を使わない「養液栽培」で年約1000トンのキュウリとトマトを栽培。既に出荷を始めた。重久氏は日露の記者団に対し、規模拡大を「前向きに考えている」と述べた。
日揮はカンボジアで救命救急センターの運営事業を進める。重久氏はロシア極東での医療事業についても「お話をさせていただいている」とした。
温室栽培施設の運営会社は事業を主導する日揮のほか、ロシア企業と、北海道銀行(札幌市)がファンド経由で出資している。北海道銀行の堰八義博会長も「道内企業の参画が期待できる事業で、できる限りの協力をさせていただいた」とあいさつした。(ハバロフスク 共同)
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