東芝、社長に綱川氏昇格 しがらみなく合理的に判断

 

 東芝の綱川智次期社長と、特別顧問に退く室町正志社長の記者会見での一問一答は次の通り。

 綱川氏「従業員と力を合わせて難局を乗り切りたい。自由闊達(かったつ)で、ものを言い合える雰囲気を取り戻すことも必須だ」

 --新社長に求められるのは

 綱川氏「しがらみがなく、経済合理性に基づく経営判断(が求められる)と認識している。将来的には事業構造の組み替えも含め、臨機応変に取り組んでいく」

 --他社との統合交渉が白紙となったパソコン事業をどうするか

 綱川氏「コスト削減で自力再生でも(収支が)プラスになる状況だが、再編などの可能性も同時に検討している」

 --優良事業に育てた医療機器子会社をキヤノンに売却した

 綱川氏「娘が嫁いだ後の父親の気分だ。嫁ぎ先で大きく成長すると信じている。応援したい」

 --特設注意市場銘柄からの脱却に向けて道半ばだ

 室町氏「このタイミングでの退任を重く受け止めている。特設注意市場銘柄からの脱却に向け、全力でサポートしたい」