日産ゴーン社長「相乗効果が見込め、投資のしがいがある」

 

 日産自動車のカルロス・ゴーン社長と三菱自動車の益子修会長の記者会見の主なやり取りは以下の通り

 --なぜこの時期に提携

 ゴーン社長「三菱自とは協業する軽自動車分野以外の提携を非公式ながら模索していた。こうした中で(燃費不正問題という)危機的状況が突如発生した。早まった感があるが継続的な話し合いの延長線上で決めた」

 --三菱自が日産を選んだ理由は

 益子会長「業界の環境変化は大きく早い。一社で環境対応や自動運転に取り組むのは難しい。近くに(日産という)信頼できるパートナーがいたからだ。今回の提携で三菱グループから離れるわけではなく、引き続き20%以上の株を持ってもらい人的支援も続けてもらう。トップシェアは日産になるが、三菱グループにも支えてもらう構図は変わらない」

 --資本提携するメリットは

 ゴーン社長「相乗効果が見込め、投資のしがいがある。三菱自への資産査定は楽観視している。三菱自がやっていない自動車ローンなどの金融サービスや日産が弱い東南アジアなどの事業でメリットが出てくる」