不思議なコラボ…「とうふで、グラノーラ。」を自己流で楽しむ 編集部員オススメの“ちょい足し”は?
ダイエットや健康を強く意識する女性を中心に大人気のカルビー「フルグラ」と、「ザクとうふ」で注目を集めた相模屋食料がコラボして“朝専用の豆腐”を発売した。その名も「とうふで、グラノーラ。」。国内売上1位のシリアルブランドと豆腐メーカーが協業した商品なら、意外な組み合わせでも美味しいはずだが、毎日のように同じものを食べていれば、カラダのためとはいえさすがに飽きがくるもの。だったらみなさんに自信を持ってオススメできる“ちょい足しレシピ”を探してみようと、2人の編集部員がさまざまな食材を試してみた。(SankeiBiz編集部 津田克仁・大竹信生)
まず津田が試したのが次の食材。「ラー油」「ジャム(果物)」「はちみつ」「マヨネーズ」「トマトケチャップ」「ポン酢」「お好み焼きソース」「わさび」「生姜」「にんにく」「イカの塩辛」「ごま(白)」「醤油」「玉ねぎドレッシング」「青のり」。はたして、この中に即戦力のちょい足し候補はあったのか。
■ラー油
フルグラの甘みとラー油の辛さがまったく合わない。食べ進めていくと、最後にはラー油の味が上回る印象。豆腐とラー油だけの方が美味しそうだ。彩りは悪くない。30点。
■ジャム(果物)
あえて試すまでもなく、バランスが良い組み合わせといえる。フルグラに含まれたドライフルーツとの相性も抜群だった。ただ、加えすぎると甘みが強くなりすぎて、豆腐の存在感が薄れていく。ジャムは種類が豊富にあるため、自分に最適な組み合わせを探す楽しさもある。90点。
■はちみつ
豆腐のまろやかさと、はちみつの甘みがいい感じでマッチする。フルグラの魅力も損なうことはなかった。ただ、組み合わせとしての意外性に乏しく、ジャムのような複数のバリエーションを試せない。見た目が似ているメープルシロップもぜひ試してみたいと思った。80点。
■マヨネーズ
フルグラと豆腐の魅力を阻害することなく、マヨネーズの良さを引き出している。さすが“万能調味料”といったところか。ラー油などの調味料に比べると、“不安さ”を感じない。量の調整がしやすく、使い勝手が良い。80点。
■トマトケチャップ
単刀直入に言うと「おいしくなかった」。たくさん食べようという気持ちにならなかった。10点。
■ポン酢
これは意外においしかった。もちろん、豆腐にかけて普通に食べた方がおいしいのだが、フルグラの量を調整してチョットしたアクセントにするとおもしろいかもしれない。80点。
■お好み焼きソース
思いのほか、おいしい。お好み焼きソースは原料にさまざまな果物が入っており、フルグラのドライフルーツと相性が良い。ちょっとしたおかずになりそうだが、「たくさん食べよう」「毎回食べよう」という気持ちにはなれなかった。60点。
■わさび
フルグラの甘さと豆腐が合わさることで、わさびの辛さがやわらぐ。ちょい足しするわさびの量にもよるが、すっきりとした辛味が優しく鼻をつく。ただし、「きょうは絶対に入れたいな」と思えるほどの必然性はない。60点。
■生姜
これは美味しい。フルグラ、豆腐と組み合わせたときのバランスがとても良い。色合いも美しく、フルグラの魅力を損なわないところも好印象だ。チューブタイプを使えば、容易に使える。90点。
■にんにく
最初の一口は意外に美味しかった。だが、食べ進むほどに、だんだんと嫌気がさしてくる。そして、噛むほどに豆腐の存在感が薄れていく。20点。
■イカの塩辛
フルグラのカリカリとした食感と、イカの弾力がまったくマッチしない。噛めば噛むほど、イカの魚介臭さが存在感を増していき、フルグラと豆腐の味が消えていく。10点。
■ごま(白)
フルグラ、豆腐と組み合わせたときのバランスが良い。ごまの風味が新たな魅力を生み出している。使い勝手も良く、健康増進にも効果がありそうだ。100点。
■醤油
豆腐との相性の良さは言うに及ばず。ただ、フルグラとは合わない気がした。20点。
■玉ねぎドレッシング
豆腐との相性は良いのだが、フルグラとは仲良くなれそうにない。ドレッシングは種類が豊富なので、ほかに逸材が眠っているかも? 40点。
■青のり
鮮やかなグリーンを加えると見た目がグッとキレイになる。ただし、味は「フツー」。後味に磯の香りが残るため、好みが分かれそうだ。50点。
次に、大竹が担当したのは以下の食材。「塩こんぶ」「いぶりがっこ」「きな粉」「赤しそふりかけ」「のりたま」「梅こんぶ茶」「バルサミコ酢」「みそダレ」「わさび」「ポテトチップス」。激ウマから激マズまで正直に紹介する。
■塩こんぶ
意外にも思える組み合わせは、グラノーラのドライフルーツの甘さと塩こんぶのしょっぱさが絶妙に融合。性格の違う両極端の味覚を豆腐がまろやかに包み込む。期待感は薄かったが、これはやみつきになる美味しさ。95点。
■いぶりがっこ
いぶりがっこと言えばクリームチーズとの相性の良さがよく知られているが、豆腐との組み合わせはどうか。食べる前の期待は高かったが、いざ試してみると「ん…?」。残念ながら、燻製の独特な風味が完全に消えてしまい、シャキッとした大根の食感以外は存在感ゼロ。塩こんぶのようなミラクルな“化学反応”は起きなかった。存在感がなければ「ちょい足し」にならないので0点。
■きな粉
これは“鉄板”と見込んでメンバー入りさせた、安全パイ的なプレーヤー。牛乳や豆乳と合わせても相性バッチリということもあり、期待値をかなり上げて振りかけてみたが…きな粉のパサパサ感が最後まで残り、食感はイマイチ。気になる味の方は「節分の福豆」と全く変わらず。期待ハズレの20点。
■赤しそふりかけ
赤しそと塩気が豆腐のまろやかさとマッチ。塩こんぶと似たマッチングの良さだが、その主張が強い分、こんぶよりも好みが分かれそう。意外や意外の70点。
■のりたま
ふりかけの定番「のりたま」。ごはんとの相性は抜群だが、豆腐との組み合わせは未知数。とりあえず何も考えずに食べてみたが、これがなかなかウマイ。サバの削り節としょう油の塩気が、玉子やグラノーラの甘みと実によく合う! これはのりたま自体の“完成されたうまさ”が美味しさの要因か。期待以上の80点。さすがのりたま!
■梅こんぶ茶
ここまで塩分とグラノーラ、豆腐のマッチングが成功していたので、これも大いに期待していたのだが…。ベストの分量だとけっこう美味しいのだが、少しでも入れすぎたり少ないだけで、すぐに全体のバランスが崩れる。さじ加減が非常に難しいので、ぶっちゃけ作るのが面倒くさい。パウダーを入れすぎた時の味の濃さは、もはや食すのが辛いレベル。そもそもお湯で薄めて飲むものだし、これは仕方ないか。ササッと手軽に食べたい朝食の割にかなり高度の“テクニック”が要求されるので35点。
■バルサミコ酢
これはかなりの博打。朝食でお酢が登場する事なんてほぼないわけで、吉と出るか凶と出るか全く想像つかず。結果は、ツーンとしたお酢の酸味が独り歩きしてしまい、グラノーラや豆腐との協調性を欠いた。結局グラノーラの存在感を消してしまい、ただただお酢を飲んでいるようでマズかった。きな粉ほど食感は悪くなかったので5点。
■みそダレ
もともとみそダレの味が独特なので、ある意味“相手を選ぶ”調味料。とんかつのように、みそに負けない存在感があれば美味しいマッチングとなるが、グラノーラと豆腐では“完敗”してしまった。食べた感想は「甘い…。甘い…。アマーイ!」。みそダレが美味しいので10点。
■わさび
これまでのメンバーとは完全に異質の刺激系。わさびと豆腐の相性は悪くないので、「これはしょう油を足せばウマイかも?」と期待を込めてハードルを上げてみたが…。結果的には「これをやるならグラノーラはいらない」。豆腐、わさび、しょう油の3点セットで十分。これでは本末転倒だ。採点に悩むが15点。
(津田がわさびに高得点を与えていることを考えると、やはり味覚や好みは人それぞれということ)
■ポテトチップス
たまたま自宅に食べかけのカルビー「ポテトチップス うすしお味」があったので、番外編として試してみた。豆腐と合わせて口に運ぶと、ポテトの主張がなかなか強い。それなりに美味しいのだが、ポテトチップスは「そのままで食べるのが一番」と確信。ふやけてパリパリ感がなくなるのも残念。念のためしょう油をかけてみたが、ポテチはやっぱりそのままが美味しい。カロリーも高くなるので50点。
いろんなちょい足しに挑戦した結果、SankeiBiz編集部が読者に安心してオススメできるのは「ごま(白)」「塩こんぶ」「ジャム」「生姜」「のりたま」「はちみつ」「赤しそふりかけ」となった。変わり種では、「ポン酢」「マヨネーズ」を推したい。もし「とうふで、グラノーラ。」にちょびっと飽きてきたら、ぜひお試しあれ。
※今回の試食は個人の主観によるものです。使った素材は、スタッフが責任をもって最後まで食べました。
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