大塚家具16億円赤字転落へ 脱高級路線も販売で苦戦
大塚家具は3日、2016年12月期(単体)の業績予想を下方修正し、最終損益が16億円の赤字に転落する見通しになったと発表した。大塚久美子社長が経営権をめぐる争いで創業者の父、勝久前会長に勝利。脱高級路線を推し進めたが、販売の苦戦が鮮明になった。従来予想は3億円の黒字だった。
久美子氏は「誰もが気軽に入れる店」を掲げ、勝久氏がこだわった会員制と決別。2月に全店舗を改装し、品ぞろえも10万~15万円台のソファや、持ち帰れるインテリア雑貨を増やした。
改装効果で来店客数は増えたが、接客方法を見直した影響が出て社員が混乱。3、4月の引っ越し需要を思うようにつかめず、売り上げが落ち込んだ。
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