ソニー平井社長の報酬5億円超 株主総会で営業利益5000億円以上達成に意欲

 
ソニーの平井一夫・代表執行役社長兼CEO(宮川浩和撮影)

 ソニーが17日示した平成28年3月期の有価証券報告書によると、平井一夫社長の報酬は5億1300万円だった。前年から約3億円強増え、開示を義務付けられた22年3月期以降、同社では過去最高額に達した。

 内訳は、基本報酬2億1900万円と業績連動報酬2億9400万円。前年は基本報酬2億200万円のみで、「これまで返上していた賞与に当たる業績連動報酬が支払われた」(広報・CSR部)という。

 また、吉田憲一郎副社長と鈴木智行副社長が1億円を超える報酬を得た。

 平井社長は17日、都内で開かれたソニーの株主総会で、30年3月期に営業利益5千億円以上、株主資本利益率(ROE)10%以上を達成する目標を堅持することに意欲を示した。

 ソニーの28年3月期連結決算は、営業利益が前期比約4倍の2941億円、最終利益は1477億円となり、3期ぶりに黒字に転換した。熊本地震で、画像センサーなどを手掛ける熊本テクノロジーセンター(熊本県菊陽町)が被災・停止した影響で、29年3月期は売上高が前期比3.8%減の7兆8千億円と予想。営業利益は2.0%増の3千億円にとどまる見通しだ。