「スポーツGOMI拾い」2大会を開催

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東村山大会には老若男女124人が参加。120キロ近いゴミを回収した。

 5月22日、東京都東村山市および東村山市教育委員会後援のもと、パチンコホール企業の山水(東京都東村山市)と日本スポーツGOMI拾い連盟(同東京都渋谷区)が「第8回スポーツGOMI拾い東村山大会」を開催した。

 運営を手掛けた山水は、東村山市を中心に「パチンコ大学」の屋号で店舗展開。CSR活動の一環として2012年10月より同イベントを企画・実施し、今回で8度目を迎える。

 「スポーツGOMI拾い」とは、ごみ拾いにスポーツのエッセンスを加え、社会奉仕活動を「競技」へと変換させた日本発祥のスポーツ。基本5人1組のチームが、定められたエリア内で制限時間内にゴミを拾い、その質と量をポイントで競い合う。

 山水では定期的に地域の清掃活動を実施していたが、この「スポーツGOMI拾い」を知り、大会の開催を通じてエリアの人々における地域清掃への着手姿勢を高め、皆でキレイな街づくりを推進できるきっかけとした。

 今回は、常連の桜華女学院中学校・日体桜華高等学校から43人が、地元郵便局からも30人が参加。さらに、地元の「八坂バレーボールチーム」から3チーム、ALSOK東村山営業所からも1チームが初参加した。

 当日は、西武新宿線「久米川駅」周辺エリアを対象にスポーツGOMI拾いを実施。2~63歳まで22チーム124人が参加し、118.7キロのゴミを回収した。

 競技の結果、日体桜華高等学校のチーム「TEAM-M」が優勝。また、東村山市公認ゆるキャラ“ひがっしー”賞を、郵便局の局長・奥様チーム「郵便局 ケーゾーズ」が受賞するなどした。

 一方、6月4日には東久留米市環境美化推進員連絡会後援のもと、第3回東久留米大会を開催。地元小学生による5チーム24人、地元自治会の3チーム16人や、パチンコ大学のスタッフと顧客の混合チームなど、1~86歳まで13チーム76人が参加した。当日は、木原誠二外務副大臣秘書の大熊義昭氏、東久留米市会議員の島崎清二氏が来賓に訪れるなか、東久留米市役所広場を中心にスポーツGOMI拾いを実施。91.41キロのゴミを回収した。優勝は、地元小学生の「チームガブリエル」。子供たちの成果が実り、周囲の笑顔を誘った。

 実行委員会によると、両大会を通じて、会を重ねるごとに参加者の層が厚くなるのを感じているという。