武田薬品のウェバー社長、報酬9億円 前年から一気に4億円アップ

 

 武田薬品工業が29日開示した2016年3月期の有価証券報告書によると、クリストフ・ウェバー社長の役員報酬は9億500万円だった。前期の5億700万円を大きく上回り、開示を始めた10年3月期以降で最高となった。

 ウェバー氏は14年6月、社長に就任した。武田は「報酬面での国際的な競争力を高めるとともに、好調な業績を反映させた」と説明している。長谷川閑史会長は4億5千万円を受け取る。社外を除いた8人の取締役の報酬総額は16億7900万円となった。

 武田が29日に大阪市内で開いた株主総会には、約3300人の株主が出席した。社外取締役による経営監視を重視した「監査等委員会設置会社」への移行に伴う定款変更など、会社提案の9議案を全て承認した。