大和ハウス、新型賃貸住宅発表 北欧風・女性向けを拡充
大和ハウス工業が発売する「セジュールNewルピナ」
大和ハウス工業は30日、北欧風の外観を採用した鉄骨造り賃貸住宅商品「セジュール New ルピナ」を1日に発売すると発表した。同社は「京和風」のデザインや女性向け防犯配慮型など賃貸住宅のラインアップを拡充しており、賃貸住宅事業の売上高を2015年度の約8800億円から17年度に1兆円超を目指す。
同社は02年、賃貸住宅「セジュールルピナ」を発売したが、当時のオーナーに北欧風のデザインが受け入れられず、09年に販売を中止。しかし近年、北欧風デザインの家具などが若い世代に人気があり、再販売に踏み切った。
新商品は外観デザインを一新し、赤や緑など7色の外壁を提案。防災面に配慮し、家庭用リチウムイオン蓄電池を全戸に標準搭載した。本体工事価格は3.3平方メートル当たり45万円から。販売目標は年間500棟。同社は今後の賃貸住宅着工戸数について、ほぼ横ばいで推移するとみる。同社のシェアは約10%だが、堀福次郎専務執行役員は「防災や女性というテーマで商品作りをしており、15~20%に伸ばすのは可能」と意気込む。
同社は、女性向け防犯配慮賃貸住宅「セジュールウイット -SW」や、古い建造物の保存・景観維持に取り組む地区向けにデザインした賃貸住宅「セジュールウィット 京和風」を販売。入居者や地域のニーズに合う商品開発を強化し、シェアを伸ばしたい考えだ。
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