東芝、「IoT」技術基盤の販売開始

 

 東芝は5日、企業向けにすべてのモノをインターネットでつなげる「IoT」の技術基盤の販売を開始したと発表した。工場やビル、発電プラントなどのデータを収集・分析、遠隔監視、運用サポートできるサービスをパッケージで提供する。基盤は、企業のシステムと簡単に接続でき、インターネット経由で運用できるクラウドサービスのため、工期が従来の1年から半年程度で済むという。東芝が社会インフラ事業を展開する経験や運用ノウハウを生かして、独自に開発した。価格は初期費用が約250万円。10端末、データ容量が150ギガバイト、同時接続ユーザー数が5人が条件の場合、月額約80万円。