桐谷美玲26歳が80年代にタイムスリップ ボディコン姿で田中美奈子と美脚対決! ソフトバンク

CMウオッチャー・動画付き
ソフトバンクが展開する「ワイモバイル」のテレビCM.桐谷美玲さんらが1980年代にタイムスリップする設定だ

 ソフトバンクが手がける格安スマートフォンブランド「ワイモバイル」。月額1980円(契約翌月から1年間、スマホプランSの基本使用量)という安さをアピールするため、バブル景気絶頂期の1980年代に見られた懐かしい風景を届けるテレビCM「1980SHOCK!」シリーズを展開している。

 前回の「タイムスリップ編」で、80年代のディスコにやってきた桐谷美玲さんとネコの「ふてニャン」。1日から放映されている「スカート1/3編」ではその続きが描かれる。

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 このシリーズでおなじみのダンスナンバーが流れ、ボディコンに身を包んだ女性たちが踊りまくる中、「なんか1980年代ってすごいね」と圧倒される桐谷さん。しかし、「女の子が好き」という設定のふてニャンはひとこと、「ボディコン最高です」。

 そこに赤いボディコンと前髪を立ち上げた「トサカ」と言われる髪形でさっそう現れたのは、80年代に女優、歌手として活躍していた田中美奈子さん。ミニスカートの美脚で「学園祭の女王」と言われた田中さんもはや48歳。桐谷さんとは親子ほど離れているが、当時と変わらぬ見事なプロポーションを披露している。

 今風で清楚な服装の桐谷さんを見て、「あなた流行遅れね」。そして「私のスカート(の長さ)、あなたの3分の1」と勝ち誇る田中さんだった。喜ぶふてニャンはすかさず「短か!」。

 桐谷さん、スマホを取り出して見せ、「このスマホも、(料金が)月々3分の1です」。「スマホ…?。何それ?」と田中さんは怪訝(けげん)な表情を浮かべる。

 当然、80年代にいる設定の田中さんは、スマホを知らない。携帯電話の先祖とも言える「ショルダーホン」が生まれたのは85年のことで、車外でも使える自動車電話という位置づけだった。重さは約3キロで、肩から下げて持ち運んでいたという。

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 ナレーションの後、ボディコン姿に変身した桐谷さんは「これでどうよ!」と勝ち誇った様子。田中さんとの世代を超えた“美脚対決”の様相だ。それを見た田中さんは思わず「ナウい」。当時、最大限の賛辞を表していた(?)言葉でCMを締めくくった。

 ソフトバンクによると、当時のディスコを再現するため、セットでは巨大なミラーボールやDJブースなど、細部までこだわった。約200人のエキストラを80年代風にヘアメークする様子は、「映画撮影にも負けない力の入ったもの」だったという。

 また、田中さんは「本当に80年代に戻ったみたい」と張り切って撮影に臨んでいた。現場では田中さんが当時を思い出し、桐谷さんと談笑する場面もみられたという。

 ソフトバンクは「1980SHOCK!」シリーズについて、「現代の日本をもっと元気にしたいという思いで展開する」と意気込む。「80年代を生きた人々には懐かしく、若者には新鮮な独特の世界観に注目してほしい」と訴えている。