欧州から初 MRJ、スウェーデン企業から20機受注 累計447機
MRJの受注で基本合意した三菱航空機の森本浩通社長(左)とロックトンのニクラス・ルンド氏(三菱航空機提供)
国産初の小型ジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」を開発する三菱航空機(愛知県豊山町)が、スウェーデンのリース会社ロックトンから最大20機を受注したことが11日、分かった。確定10機、オプション10機の発注で基本合意した。欧州からの受注は初めて。
三菱航空機は11日から英国ファンボローで開催されている航空ショーに参加しており、同日に現地で、森本浩通社長が会見し、正式に発表する。
これまでMRJは国内や米国などの航空会社やリース会社から計427機を受注している。今回の受注で累計447機となる。
MRJは約半世紀ぶりに開発された国産初の70~90席クラスの小型ジェット旅客機。昨年11月に初飛行を成功させた。型式証明を取得するため、現在、国内で飛行試験を行っている。今夏に米国でも行う予定。2018年半ばにANAホールディングスに初号機の引き渡しを計画している。
MRJは開発スケジュールの延期が相次いでいる。ライバルのブラジルのエンブラエルもMRJと同じタイプの燃費性能が高い航空機を開発中で、市場の投入時期が近づいており、受注競争が激しくなっている。
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