大遊協、天王寺動物園でエコ活動啓発
ピックアップ大阪府遊技業協同組合(大遊協、理事長・平川容志氏)は2日、開園101周年を迎える天王寺動物園(大阪市天王寺区)とコラボした「大遊協プレゼンツ!天王寺動物園エコプロジェクト」をスタートさせた。大遊協のエコプロジェクトは、17日まで開催するファン感謝祭「大阪パチンコ・パチスロ夢まつり」の一環として行われる環境関連イベントで、2010年から取り組まれてきた。
この夏のエコプロジェクトは“動物たちにも、地球環境にもやさしくなれること、私たちが簡単にできるエコ活動の啓発”をテーマに開催。絶滅危惧種を多数飼育している天王寺動物園を舞台に、数々の催しが展開されることとなった。
天王寺動物園は1915年1月1日に開園した日本で3番目に長い歴史を持つ動物園で、約11ヘクタールの園内におよそ200種1000点の動物を飼育。大阪市南部の繁華街で、JRや大阪市営地下鉄、近鉄電車などが乗り入れる交通の要衝「天王寺駅」最寄りという立地もあり、年間120万人以上の利用者でにぎわっている。
当日は、動物園内のホッキョクグマ舎前において、スタートイベントを開催。大遊協から河本勝弘副理事長、天野竜児事業開発委員長、岩下弘美専務理事が出席し、天王寺動物園の牧慎一郎園長にミストシャワー10本など目録を贈った。
河本副理事長は「大遊協ではこの時期、毎年地球温暖化防止について考える機会になる活動を行ってきた」と経緯を説明。今回の天王寺動物園の協力に謝意を述べた後、ホッキョクグマの「イッちゃん」にフルーツがたっぷり入った氷柱(60キロ1個、30キロ2個)をプレゼントした。
エコイベントは、7月2日から8月28日まで約2カ月にわたり開催される。7月の土日・祝日は、園内5カ所の絶滅危惧種(ホッキョクグマ、マレーグマ、アムールトラ、フンボルトペンギン、ヨウスコウワニ)の飼育場所を回ってスタンプを集める「スタンプラリー」を実施(大遊協が景品を用意)。7月と8月の第2・4土曜日にはアニマルペインティングブースを開設するほか、8月の土日・祝日には大阪府環境農林水産部との行政連携で「きょうくん」とエコダンスを踊るイベントを行うなど、楽しいエコイベントを期間中継続して展開する。また、天王寺動物園の開園時間を延長して行われる人気イベント「ナイトZOO」(10日間)を、今年は、大遊協の冠協賛で全日程開催するという。
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