楽天、同性パートナーも配偶者に規定
楽天は22日、社内規定の配偶者の定義を見直し、同性パートナーを加えると発表した。結婚祝い金や慶弔休暇といった福利厚生を受けられるようになる。国際的に広がる性的少数者(LGBT)の権利保障の動きに歩調を合わせ、多様な人材が働きやすい職場づくりを目指す。8月から楽天本体で運用を始め、今後グループへの拡大を検討する。
楽天グループの従業員は約1万3000人。約2割が外国人で、国籍も60以上に及ぶ。人材の多様化への対応や女性活躍を推進するため、昨年専門部署を立ち上げ、制度面や環境面の改善を進めてきた。今回の規定見直しも、社内からの要望に対応した。
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