日立、円高などで営業益23.1%減 4~6月期連結決算

 

 日立製作所が29日発表した2016年4~6月期連結決算は、日立物流が連結子会社から外れたことや円高の影響で売上高が2兆1304億円(前年同期比7.9%減)、営業利益が914億円(23.1%減)で減収減益だった。ただ最終利益は日立物流の株式売却益などが押し上げ効果となり2.7%増の564億円だった。特に中国などアジア地域の売上高は21%減。西山光秋執行役専務は「中国の景気減速でビル建設、エレベーター、建機などに影響が出ている。原価低減をさらに進める」と説明した。

 通期業績予想は売上高9兆円(前期比10.3%減)、営業利益5400億円(14.9%減)を据え置いた。円高傾向でも為替レートを1ドル=110円に維持したことについて「上期は1ドル=105円なら吸収できるレベル。さらに102円程度に変動したら見直していく」(西山氏)方針だ。