燃費データ不正は経営陣に責任 「過去の不祥事後に改善せず」三菱自調査委が報告書提出
三菱自動車が燃費不正問題の実態解明のため設置した特別調査委員会は1日、不正の原因や経緯を取りまとめた報告書を同社に提出した。三菱自動車は内容を確認した上で、国土交通省に提出する。関係者によると、リコール隠しなど過去の不祥事の後、社内に体制の改善を求める意見があったのに、経営陣が放置したのが不正の背景にあると指摘したとみられる。
調査委は2日午後に記者会見で、報告書について説明。その後、三菱自動車の益子修会長兼社長と山下光彦副社長が会見を開き、追加の再発防止策などを明らかにする。
報告書には、縦割りが進んだことや、過去の不祥事のため社員の一体感が欠ける組織だったことも盛り込まれたとみられる。
三菱自動車は4月20日に不正を公表した後、調査委を設置。前東京高検検事長の渡辺恵一弁護士や、元トヨタ理事の八重樫武久氏ら4人の外部有識者がメンバーとなっている。
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