双日、パプアニューギニアの海水淡水化事業受注

 

 双日は1日、パプアニューギニア政府から逆浸透膜(RO)と呼ばれる技術で海水の塩分を濾過(ろか)する海水淡水化設備を受注したと発表した。パプアニューギニアの中でも小さい島が点在する島嶼(とうしょ)部は慢性的な電力不足や水道などの生活インフラ整備が課題となっている。

 基幹の電力網が不足しており、太陽光発電を電源とする据置型設備10基に加え可搬式設備5基をマヌス島のビビ島、ムブケ島、ワール島に設置する。受注金額は約3億円。