ジャパンマリンユナイテッド、五洋建設からSEP船受注

 

 ジャパンマリンユナイテッド(東京都港区、JMU)は1日、五洋建設から洋上風力発電の工事を行う大型クレーンを搭載した自己昇降式台船(SEP船)を受注したと発表した。受注額は約120億円。JMUアムテック(兵庫県相生市)で建造する予定で、2018年9月の引き渡しを目指す。

 洋上風力発電の導入が活発な欧州ではSEP船が数多く稼働しているが、これまで国内の造船会社による建造実績はなく、今回、JMUが初めてとなる。基本設計は実績が豊富なオランダのGustoMSCが担当し、詳細設計と建造をJMUが行う。