パナソニック、映像装置は最多の72台 35会場に設置

RIO五輪2016

 国際オリンピック委員会(IOC)の最高位スポンサー、パナソニックは過去最大規模の機材を駆使してリオデジャネイロ五輪を支える。大型映像装置は、前回ロンドン大会の40台を大きく上回って過去最多となる72台を35会場に設置。リオデジャネイロに駐在する五輪プロジェクト担当の金山睦氏(37)は「会場の誰もが映像を楽しめるようになる」と胸を張った。

 陸上とサッカーの会場となる五輪スタジアムには、過去最大規模という132平方メートルの巨大スクリーンを2台、対角線上に設置。陸上男子短距離のウサイン・ボルト選手(ジャマイカ)らスターの力走やサッカーのゴールシーンが大迫力で再現される。

 南米初開催の今大会は、公式スポンサーにとって五輪の影響力を利用してブラジルだけでなく南米全体の市場を開拓する絶好機だ。金山氏は「ここでは収益の8割が個人向けの販売によるものなので、もっと企業向けの販売を拡大したい。失敗が許されない一大事業の五輪で実績を残すことでビジネスの基盤が築ける」と説明した。

 今大会では初めて開閉会式の公式協賛社にもなり、ロンドンの約4倍に当たる約110台のプロジェクターを活用して式典を盛り上げる。金山氏は「演出者のアイデアをどれだけ忠実に再現できるか。うまくいってほしい」と祈るように話した。(リオデジャネイロ 共同)