大手銀行、5カ月ぶりに固定型住宅ローン金利を引き上げ

 

 三菱東京UFJ銀行と三井住友信託銀行は29日、9月に適用する住宅ローン金利について、期間10年固定型の最優遇金利を引き上げると発表した。みずほ銀行も追随する方針。市場動向などを踏まえ、各行は5カ月ぶりの引き上げに踏み切る。

 三菱UFJの9月の適用金利は年0.6%(8月比0.1%高)、三井住友信託は0.45%(同0.1%高)、みずほは0.7%(同0.05%高)。各行は変動金利は据え置くが、2年以上固定型の最優遇金利を軒並み引き上げる。他の銀行も引き上げる可能性が高い。

 日銀の金融緩和が軌道修正されるとの思惑から、8月に入って市場金利はやや上昇(価格は下落)。これを受け、大手銀行は8月上中旬、企業への貸出金利の目安となる長期プライムレート(最優遇貸出金利)を1年半ぶりに引き上げた。