大手百貨店8月売上高、全社前年割れ
大手百貨店4社が1日発表した8月の既存店売上高(速報)は、全社が前年同月比で減少した。台風で客足が鈍ったことに加えて、衣料品の不振が響いた。
三越伊勢丹ホールディングスは8.6%減。衣料品は夏物、秋物ともに不調で「8月は非常に厳しい商売だった」(広報)。訪日外国人客向けの売り上げは3割減。来店者数は前年並みを維持したものの、購買単価が下がった。大丸と松坂屋を運営するJ.フロントリテイリングは7.4%減。厳しい残暑のため、8月下旬に投入した婦人向けの秋物が見込み通りに売れなかった。
高島屋は4.4%減。特に紳士服が16.2%減と大きく落ち込んだ。7月は増加に転じた訪日外国人客向けの売り上げもマイナスに戻った。そごう・西武は4.3%減。化粧品は月間を通して好調だったが、衣料品が競合他社と同様に前年を下回った。
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