日生、不妊治療に最大90万円給付 来月女性向け医療保険初

 

 日本生命保険は5日、不妊治療を対象にした業界初の女性向け医療保険を10月から販売すると発表した。公的な健康保険が適用されない高額な体外受精の治療を受けた場合に給付金を出す。治療を受ける夫婦は増加しており需要があると判断した。

 保険の対象は16~40歳の女性で、保険期間は10~20年。採卵と受精させた卵子を母胎に戻す治療をそれぞれ1回と数え、最大12回まで計90万円の給付金を出す。契約年齢で差はあるが、保険料は月約1万円とした。

 不妊治療の有無にかかわらず子供が生まれれば1人目に10万円の祝い金が出る。出産ごとに額が増え、5人目以降は100万円が出る。

 保険を契約してから2年間は給付金が出ない。妊娠しやすい時期を調べる治療や排卵を誘発する薬の投与が公的保険の対象となっているためだ。

 すでに不妊治療を受けている人も加入が可能だ。夫が不妊要因を抱えている場合でも、妻の採卵と受精卵の移植が対象のため、その治療を受ければ給付金は支給する。