来年の春闘で「デフレ脱却へ4巡目の賃上げを」 世耕経産相が自工会に要望
世耕弘成経済産業相は15日午前、日本自動車工業会の西川広人会長(日産自動車副会長)ら幹部と会談し、「デフレ脱却に向け、4巡目のしっかりとした賃上げがなければ経済好循環は実現できない」と述べた。安倍晋三政権が賃上げを促す「官製春闘」の4年目となる平成29年春闘で、自動車業界の賃上げ実現を要望した。
世耕経産相は「自動車産業は経済波及効果が大きく、地域を支える屋台骨だ」と指摘。デフレ脱却に官民一体で取り組むため、「収益を上げた企業は賃上げに貢献してほしい」と語った。
一方、西川会長は「技術革新で世界をリードするには国内生産を維持することが重要だ」と述べ、国内需要の喚起策や、為替レートの安定など輸出条件の改善に期待を示した。
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