電力6社、ガス4社が11月に値上げ
大手電力会社10社のうち東京電力など6社が、11月の家庭向け電気料金を10月と比べ値上げする見通しであることが21日、分かった。火力発電の燃料の液化天然ガス(LNG)などの輸入価格が上昇したため。都市ガス4社は全社がガス料金を上げる見込みだ。標準的な家庭の電気料金の上げ幅は東電が24円、関西電力は16円程度の値上げとなる見通し。関電は節電の定着を反映し、標準的な家庭の使用量を月300キロワット時から260キロワット時に下げる。ガス料金は大手4社が値上げとなる。値上げ幅は大阪ガスが18円、東京ガスと東邦ガスがそれぞれ16円、西部ガスが12円程度となる見通しだ。
関連記事