「台湾グルメウィーク」で舌鼓

ぐるなびのチョットぐな話
春水堂では、人気の「タピオカミルクティー」(500円)などのドリンクのほか、「牛肉麺」(930円)など麺料理も充実している

 レンゲの上で肉汁がしみ出たスープを飲み、ぱくりと熱々を食べる小龍包は、日本でも人気の台湾グルメ。これ以外にも台湾からトレンドスイーツとして上陸したタピオカミルクティーや台湾かき氷も、今や人気スイーツの定番だ。台湾グルメは日本にいながらにして食べられる料理として広く親しまれている。

 ぐるなびは、台湾経済部商業司と中衛発展センター(台北市)と連携。23日~10月2日までの期間、「日本・台湾グルメウィーク」を開催している。参加者は、東京・神奈川・千葉にある「鼎泰豊(ディンタイフォン)」「京鼎樓(ジンディンロウ)」「マンゴーチャチャ」「春水堂(チュンスイタン)」の24店舗で台湾グルメを食べると、ラッキードローに参加でき、抽選で36人に「台湾往復航空券」などの豪華商品が当たる。このキャンペーンは、台湾グルメを食べることを通して、台湾への関心を高め、訪台を推進するのが狙いとなっている。

 そもそも台湾料理は中国南東部の福建省から渡ってきた料理が元になり、自然豊かな台湾の海の幸・山の幸を取り入れ、独自の進化を遂げた。香辛料を使うことが多い四川などの中華料理とは違い、あっさりしていながら素材のダシがきいており、日本人の口によく合うのも特徴。スイーツも果物やお茶をふんだんに使ったヘルシーなものが多い。台湾料理は小龍包やタピオカミルクティー以外にも、牛肉麺(ニューローメン)、ちまき、豆花(トウファ)など絶品料理がたくさんある。

 今回の参加店である「春水堂」を運営するオアシスティーラウンジ(東京都豊島区)の事業開発グループマネジャーの木川瑞季さんにおすすめのメニューを聞くと、「タピオカミルクティー」と回答。「春水堂は、台湾のタピオカミルクティー発祥の店で、台湾と同じ味。そのほかにも台湾には、牛肉麺などの知られざるローカルフードがあり、当店でも味わえます。この機会に食べたことのない台湾料理を召し上がっていただきたいですね」とアピール。

 また、中衛発展センターの経理(マネジャー)の陳明禮さんは「日本・台湾グルメウィークを通じて、日本の方に台湾の食の魅力を伝えるとともに、ぜひ台湾に関心を持っていただきたい。そして、台湾に来て、多彩な食と文化に触れていただきたいです」と語った。

 食欲の増す秋は、新しいグルメを探求するのにもってこいの時期。台湾料理は、中華料理とひとくくりにされがちだが、独自の料理もあり、食べるとやみつきになるものが多い。この機会に、台湾料理店へ足を運んで、そのおいしさを味わってみてはいかがだろうか。運が良ければ、台湾旅行が当たるかもしれない。

 ■日本・台湾グルメウィーク2016

 pr.gnavi.co.jp/promo/taiwan