豊田通商、子会社の２半導体商社合併　新社名は「ネクスティ　エレクトロニクス」

　豊田通商は２９日、グループ内のエレクトロニクス事業統合による新会社の概要を発表した。来年４月に２半導体商社子会社２社を合併し、豊通の海外関連事業も移管する。

　新会社の社名は「ネクスティ　エレクトロニクス」。両社の単純合算の売上高は約４６００億円（平成２７年度）と、半導体関連商社で世界４位に浮上する。自動車向け半導体やソフトウエア商社では売上高約３０００億円で、世界トップとなる。

　家電などの半導体に強みを持つトーメンエレクトロニクス（東京都港区）を存続会社とし、自動車向け半導体が強みの豊通エレクトロニクス（名古屋市西区）を合併する。