リニア工事、長野住民の理解深まる
JR東海の柘植康英社長は20日、東京都内で記者会見し、リニア中央新幹線の南アルプストンネル工事現場の一つとなる長野県大鹿村で14日まで開いてきた住民説明会について「丁寧に取り組んできた」と語り、地元での理解が深まったとの認識を示した。大鹿村では一部住民が工事に反対しているが、村内を走るトラックの安全対策などに取り組むとした確認書を19日に締結した。工事は11月にも始める方針。ただ、柘植社長は具体的な時期に関して「できるだけ早く行いたい」と述べるにとどめた。
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