居酒屋もハロウィーンプランで集客アップ
ぐるなびのチョットぐな話31日まで10日を切り、ハロウィーンが近づいてきた。日本記念日協会によるとハロウィーン市場はここ数年急速に拡大し、昨年は推計で1220億円とバレンタインを抜いてクリスマスに次ぐ経済規模になったともいわれる。クリスマスやバレンタインデーは“モノ”を買う消費が中心だが、ハロウィーンは仮装やパーティーを楽しむ“コト”消費なのが注目されている。そもそもハロウィーンは、古代ケルト民族の宗教行事が起源。しかし、現在ではその意味合いが薄れ、コスプレ文化とともに独自の発展を遂げ、SNSが盛り上がりを後押ししている。
その盛り上がりを受け、飲食店でも取り組みが盛んだ。ぐるなび加盟店の10月の“ハロウィーン”をキーワードに含むメニューの登録数は、ここ2年間で2.8倍と大幅に伸びている。この傾向はイタリアンなど洋食業態だけでなく、ハロウィーンのイメージが薄い和食・居酒屋業態でもみられる。和食・居酒屋でハロウィーンメニューを提供する飲食店は、2014年に比べ4.3倍となっている。15年に急増し今年も増加を続けており、すでにその流れが定着したと考えられる。和風居酒屋など和食が中心の居酒屋でも、ハロウィーンを盛り上げる取り組みが定番化しているのだ。
今年8月にオープンした八王子駅前で名古屋コーチンが気軽に個室で味わえる「ひとひら 八王子店」(東京都八王子市)も、秋の集客の目玉としてハロウィーン限定プランを設定。「かぼちゃのシーザーサラダ」などカボチャをコースメニューにふんだんに取り入れ、ハロウィーンを意識した飾り付けにしている。販促担当の村山晃司さんは、プラン導入のねらいについて「洋風メニューを柔軟に取り入れられるのが居酒屋の強み」と話す。「和食だけでは集客の間口が狭くなってきます。そのため、季節のイベントにあわせて、盛り上がりをバックアップするプランを試しに導入しました」
このハロウィーン限定プランは、料理8品に飲み放題3時間付きで2680円とリーズナブルなのも売り。「ハロウィーンは若い世代を中心に盛り上がりを見せています。当店でも、今まで目に留まらなかった方におもしろそうだなと思って来店していただけるといいですね」と新規顧客獲得につなげたい意向だ。今後、仮装での来店客に対して特典をつけることも検討しているという。
今年のハロウィーン当日は月曜日のため、週末にイベントを楽しむ人も増えるだろう。そのため、多くの飲食店でハロウィーンプランを当日以外にも設定している。幅広い業態でハロウィーンを取り入れるようになり、選択肢も広がっている。ぜひ、工夫を凝らしたパーティープランを、ぐるなびで探してもらいたい。
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■ぐるなび
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