アサヒ、特損371億円 出資先株下落で
アサヒグループホールディングスは25日、連結子会社を通じて保有する中国の食品会社の株価下落に伴い、371億円の特別損失が生じたと発表した。11月2日に開示する2016年1~9月期連結決算に計上し、業績見通しへの影響も公表する。16年12月期の最終利益は800億円を見込んでいた。
アサヒは子会社を通じて、中国の食品大手、頂新ホールディングに6.5%出資している。中国の景気後退を背景に頂新傘下の事業会社の業績が伸び悩んで頂新の株価が下がり、減損処理が必要になった。
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